【NGC社とPCGS社】

アンティークコインを購入する際には、きちんと鑑定されたコインを購入するのが確実で安心です。

鑑定は様々な会社で行われていますがアメリカのPCGS社とNGC社の2社が、市場の98%を占めていると言われています。

両社とも歴史ある鑑定会社です。どちらかの鑑定がついているコインは、とても価値があり世界に認められたコインになります。

NGC社

「NGC(Numismatic Guaranty Corporation)」は1987年にアメリカフロリダ州で設立されたコインの「第三者鑑定格付け会社」です。

「NGCグループ」の特色の一つに「PCGS」にはない鑑定品目が挙げられます。

古代コインを鑑定しているのはNGCグループの古代コイン専門の「NGC-ANCIENT」のみです。他の鑑定会社では行っていません。

またアメリカのスミソニアン国立博物館、中国上海のミントミュージアム等が所蔵している各国の国宝級の歴史的コイン等もグレーディングしており、その素晴らしい実績から鑑定能力の高さと正確な内容に定評があります。

PCGS社

「PCGS(Professional Coin Grading Service)」は1985 年にアメリカカリフォルニア州で設立されたコインの「第三者鑑定格付け会社」です。

現在、世界共通の鑑定基準となっている「シャルドン・スケール(70 段階)」を最初に鑑定として確立した会社です。

「PCGS」のシャルドン・スケールはコインを「※スラブケース」に入れ「グレード」を付ける事によって所有者がお手持ちのコインの状態を確認し、世界中どこででも安心して売買をすることが出来る「グレーディング」と言う「鑑定格付け」の基礎を作りました。

現在「約100ヵ国以上の国や地域」の16世紀から現代迄のコインの「鑑定格付け」をしています。

※スラブケースは米国スミソニアン国立博物館と鑑定会社が、共同開発したプラスティック樹脂素材を超音波封印して、アンティークコインを最適な状態で保存できるように設計されています。

弊社はNGC社、PCGS社が鑑定を行ったアンティークコインのみを取扱っています。