高市総理衆議院を解散し選挙がスタート

新年が明け新年会やお客さん周りも一段落がつき始めた時期に入り、政界では高市早苗総理が衆議院を解散したことは周知ご存じのことだと思います。また、立憲民主党と公明党は参議院では政党を残したまま衆議院では2党が合体し新党を立ち上げ「中道改革連合」という党名で衆議院選挙を行うと表明されたことも話題となっています。

「自民党が過半数を占めるのではなかろうか」はたまた一部のテレビを中心としたメディアでは「中道改革連合が議席を伸ばすのではなかろうか」と予想が飛び交っています。その他「選挙をするよりも政策を重視するべきだ」という声や「高市総理人気を最大限活用し解散を踏み切るのは常套手段だ」等、今回の衆議院選挙に対しても賛否の声が出ております。

個人的には、選挙も政策も重要な事だと思いますが、いずれにせよ日本国民が安心して暮らせる環境整備や世界情勢になってくれれば幸いだと思う次第でございます。

今年は午年であっても60年に一度訪れる「丙午(ひのえうま)」となっていますので、ある意味「激動」ともいわれる節もあるので新年早々から政界が揺れ動いているのも頷けるようにも映ります。

午年の相場格言「午(うま)尻下がり」

株式市場には、干支にちなんだ「辰巳天井、午尻下がり」という有名なアノマリー(経験則)があります。

意味合い的には前年の「巳年」に株価がピーク(天井)を迎え、午年には反落・下落しやすいという傾向を指します。

過去のデータを見ますと 1949年以降の日経平均株価では午年の平均騰落率は十二支の中で唯一マイナス(約-5%)を記録しています。1990年のバブル崩壊も、この午年に始まりました。

現在の証券業界やアナリストの見解では、格言通りの警戒感と、それを覆す強気の見方が交錯しています。

反対に強気派は企業の稼ぐ力(EPS)が着実に成長している事を根拠に、日経平均株価は5万5,000円〜6万円を目指すとの予測が相次いでいます。

通常の午年というよりも今年は60年に一度の丙午いわゆる「火」に注目し躍動をすることに期待を馳せている見方があるのも事実です。

「丙午(ひのえうま)」がもたらす変革のエネルギー

60年に一度の「丙午」は、五行説で「火」が重なる猛烈な性質を持ちます。これは単なる迷信に留まらず、ある意味ポジティブに考えるならば「構造改革」や「新技術の爆発」の象徴として捉えられることもできます。

高市政権による「積極財政」と、日本銀行の「金利のある世界」への完全移行が重なり、金融・証券市場のルールが大きく書き換わり政策の転換期となったり、丙午に伴う一時的な出生数減少への懸念が、逆に「異次元の少子化対策」や「AIによる省人化」への投資を加速させ「国策テーマ」として大きな構造改革が行われるかもしれません。また、日本のAI産業が大きく飛躍する可能性も秘めていると感じる人も少なくはないのではないでしょうか。

1966年は格言を裏切る「復活の年」

「午年は尻下がり」という事は先にも述べましたが、では、60年前の1966年の丙午はどうだったのかというと1965年の「昭和40年不況」でどん底にいた市場が、1966年に入ると同時に一気に息を吹き返した流れになったのです。

  • 年初来安値からの脱却: 1965年7月に日経平均は1,020円の安値をつけましたが、1966年に入ると景気対策への期待から買いが先行しました。
  • 1,500円台への回復: 1966年4月には1,588円まで上昇。1,000円台前半で低迷していた相場が、わずか1年足らずで約1.5倍に跳ね上がる活況を見せました。
  • 年間騰落: 年末にかけてやや調整(足踏み)はあったものの、前年の絶望的な状況からは完全に脱却し、戦後最長の好景気「いざなぎ景気」へとバトンを繋いだ年となりました。

上記の事から日本経済は丙午を機に復活基調になった年でもありました。

そして、1966年と2026年を比較すると60年前と現在は結構似た構図を持っているように感じます。

項目1966年(前回)2026年(今回)
景気局面証券不況からのV字回復失われた30年からの完全脱却
財政・金融赤字国債による積極財政経済安全保障・防衛への大規模投資
技術革新家電・自動車(3C)の普及生成AI・ヒューマノイドの普及
投資家心理丙午の迷信 vs 実需の強さ格言(午尻下がり) vs 業績の強さ

午年の相場格言「午(うま)尻下がり」と考えるよりも、60年に一度くる「丙午」の改革転換期と受け止めてポジティブに考えると今年も昨年以上に良い年になりそうだとワクワクする気持ちも出てきます。

「病は気から」とあるように何事もポジティブに考え「今年は良いことが多いぞ!」と念じてみるのも一興かと思いますので、明るく前向きに今年一年を共に進むことができれば幸甚です。

今回の話は「午年」の相場の格言から「丙午」として見方を変えてポジティブシンキングでお伝え致しました。この話も皆様の何かのお役に立つ事ができれば幸いです。改めまして、本年度も何卒宜しくお願い申し上げます。